粉砕機松永式ローラーミルは1954年に開発されて以来、粉砕一途に研究及び実験を重ねてまいりました。
その後、現在まで軟質物質はもちろん、硬質物質の大量粉砕処理と超微粉処理の両機能を併せ持つ経済機として広く認められてまいりました。
その機構、並びに性能については、国内のみならず広く海外でも多大なる評価を得ており、完璧と絶賛されております。
また、この松永式ローラーミルは処理物の性状、処理粒度により各型式が製造されており、 粉砕機の選定に就いては絶対の確信を持って需要者各位の御要望にお応えしております。
- @ロータリーフィーダー
- 矢印の部分が回転し、粉砕室に原料を均等に投入します。
- A粉砕室
- 投入された原料をHのローラーリングとIブルーリングで粉砕を行う所です。
- B風導
- 本体周りをグルッと一回りしており、ファンからエアーを取り込み、その風力によって粉砕した製品を搬送させます。
- Cセパレーター(分級装置)
- 粉砕室で粉砕された原料が風導からのエアーで吹き上げられ、セパレーターで分級されます。設定された粒度よりも目の粗いものは再び粉砕室に戻り、再粉砕されます。
- Dセパレーター羽根
- 切換可能で、羽根の開閉で製品の粒度を調整します。
- Eセパレーター調整部
- ここからセパレーター羽根を調整します。
- Fスリーブ
- 製品はスリーブを通りサイクロンコレクターへと送り出され更に、分級されます。
- Gローラーセット
- 粉砕室内部に垂直回転軸に沿って高速回転し、Iのブルーリングとの間に原料が入り込み、石臼の原理で原料を均等に粉砕します。
- Hローラーリング
- ブルーリングとの間に原料が入り込み粉砕が行われる部分です。
- Iブルーリング
- ローラーリングとの間に原料が入り込み粉砕が行われる部分です。
- Jプロウ(スコ)
- 垂直回転軸に沿って回転し、原料を掻き揚げ粉砕部に運びます。
- Kギアボックス
- 水平軸の回転力をトルクを上げ、垂直軸方向に回転させる部分です。
- Lベース
- 粉砕室、セパレーター等を支える部分です。
ローラミルの粉砕面はブルーリングと垂直回転軸の周りに取り付けられた数個のローラーによって形成されております。
このローラーが、ロータリーフィーダーから供給された原料を回転軸と共に回転するプロウで粉砕面を掻き揚げます。
この回転するローラーと、固定されたブルーリングとの間で原料の粉砕が行われます。
一方、ミル本体下部には、ファンに送り込まれたエアーが渦状をなしつつ、粉砕された物質を上部の分級装置に運び込み、粗粉と微粉に分級します。
そして、粒度に達したものはサイクロンコレクターによって捕集され製品となります。
製品を分離したエアーはファンを経てローラーミル本体に循環していますが、一部の余剰エアーは、集塵機へ送られ、 そこでさらに微粉を捕集して大気に放出される為、高い捕集効率が得られると同時に、環境面にも配慮されております。
このローラーが、ロータリーフィーダーから供給された原料を回転軸と共に回転するプロウで粉砕面を掻き揚げます。
この回転するローラーと、固定されたブルーリングとの間で原料の粉砕が行われます。
一方、ミル本体下部には、ファンに送り込まれたエアーが渦状をなしつつ、粉砕された物質を上部の分級装置に運び込み、粗粉と微粉に分級します。
そして、粒度に達したものはサイクロンコレクターによって捕集され製品となります。
製品を分離したエアーはファンを経てローラーミル本体に循環していますが、一部の余剰エアーは、集塵機へ送られ、 そこでさらに微粉を捕集して大気に放出される為、高い捕集効率が得られると同時に、環境面にも配慮されております。
- 連続運転による連続微粉砕及び分級が可能です。
- 原料の供給は自動供給装置により原料の性質、形状に応じて自動的に供給量を調節して一定の供給量が保持されるように常にコントロールされます。
また、原料サイズはφ15mm以下にすることが、粉砕効果を上げる重要なポイントです。
- 長年の研究及び実験と経験から生まれた絶妙の機械バランスにより、極めて高い粉砕効率を 有しております。
- 高性能、且つ機械の信頼性が高く、長期連続的に自動運転が可能です。
- 御要望の製品粒度が自由に得られ、また均一な製品粒度及び微粉末が分級器の操作により 容易に得られます。
ローラーリング、及びブルーリングが消耗してきても製品粒度には変化はありません。
- 自動的に連続運転が可能な為、動力消費が少なく、人件費が節約できるので生産コストは 非常に安くつきます。
- 磨耗部品は当社の研究開発による耐磨耗性特殊鋳鉄を使用することにより、生産コストを低くしております。
1 | 原料投入車(フォークリフト) | 8 | 燃焼炉 | 15 | サイクロンコレクター |
---|---|---|---|---|---|
2 | 投入ホッパー | 9 | 重油タンク | 16 | 粉砕機用集塵機 |
3 | 振動フィーダー | 10 | ロータリードライヤー | 17 | バケットエレベーター |
4 | 一次破砕機 | 11 | 集塵機 | 18 | 製品タンク |
5 | 二次破砕機 | 12 | バケットエレベーター | 19 | 自動袋詰機 |
6 | バケットエレベーター | 13 | 粉砕機用原料ホッパー | 20 | 製品 |
7 | 原料ホッパー | 14 | 粉砕機 | 21 | 排気ファン |
クレー、タルク、ベントナイト、白土、石灰石、石炭、コークス、黒鉛、硫黄農薬、燐鉱石、シャモット、ボーキサイト、長石、珪砂、各種マグネシアクリンカー、窯業原料、酸化チタン、二酸化マンガン、ベンガラ、フェライト、各種化学工業原料、その他…